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2012年03月11日

新たな気持ちが生まれた日

3月11日 東日本大震災から1年

日本人のみならず、世界の多くの人々が衝撃を受けました。

いまだ爪痕は深く残り、避難生活をされている方たちもまだ数十万人もいらっしゃいます。

平凡な毎日が当たり前にあるのではないということを

痛感した出来事でした。

自然災害は逃れることが難しいですが、

人の健康は気を付けていれば防げることがたくさんあると思います。

巷には生活習慣病の方があふれています。

様々な疾患を抱えている方たちも、

「何とかなる」じゃすまない現実がそこにあります。

しかし私たちにはできることがあります。

今ある症状を放置しておくと、やがて大きな後悔を生みます。

傷つくことでしか気づかない。

震災が、多くの犠牲になられた方たちが気づかせてくれたことを忘れない。

私は医療の仕事に従事し、多くの方たちをみてきました。

元気に過ごされている方もいれば、亡くなられた方もいらっしゃいます。

「あの方はこうしていれば亡くなられていなかったんではないか?」

過去の自分ではわからなかったことが、今では解るようになりました。

もちろんすべて解っている訳でありません。ごく一部だと思います。

今までの経験で気づくことができました。

生活習慣・姿勢がいかに大事かということを。

そして、それを伝えていくことはもっと大切だということを。

過去の多くの後悔とともに今の自分がいます。

私を通じて多くの方たちが健康に笑顔で過ごせるようになる。

そんなことを夢見て指導させて頂いております。

震災はそんな私の思いを強め、開院へと背中を押してくれました。

未来の為に私たちにはできることがある。

まず1歩踏み出しましょう。

そうすれば明るい世界が見えてくるはずです。  


Posted by hana00 at 12:13Comments(0)